SEOに最適なWordPressのパーマリンク設定と初期にやるべき3つの理由

公開日: 2016年02月16日


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ウェブサイト制作やSEOに対して見識がある人に、「WordPressをインストールしたら、すぐにやっておくべき設定は?」と聞いてみてください。

 

99%の人が「パーマリンク設定!」と答えます(たぶん)。

 

…まぁ、99%の人が答えるかどうかは微妙なところですが、パーマリンク設定はWordPressで初めての記事を投稿する前にやっておくべきという点について、異論を唱える人はいないと断言します。

 

なぜ、ここまでハッキリと断言できるのか?当記事ではその点について、詳しく解説していきます。

 

また、後半では「最適なパーマリンク設定の方法」もお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

目次

1.パーマリンクとは?

2.後々パーマリンク設定を変更するデメリット

・2-1.SNSのシェアがリセットされる

・2-2.被リンクがリセットされる

・2-3.301リダイレクト設定が大変

3.理想的なパーマリンク

・3-1.シンプルなURL構造

・3-2.ローマ字表記

・3-3.ユーザーにもクローラーにも優しいURL

・3-4.【結論】理想的なパーマリンク

4.最適なパーマリンク設定の方法

5.新規投稿時の投稿名(パーマリンク)の入力方法

・5-1.カテゴリー(スラッグ)の作成

・5-2.投稿名(パーマリンク)の入力

6.まとめ

 

 

1.パーマリンクとは?

まず、「そもそもパーマリンクって何?」という方のために、「パーマリンクとは?」という初歩の初歩からご説明します。

まずはこちら↓をご覧ください。これが今あなたが読んでいるこの記事のパーマリンク。

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何となくイメージできましたか?

 

一応、言葉で説明しておきます。


パーマリンクとは、永久・不変を意味する「パーマネント(Permanent)髪の毛にかけるパーマと同じ意味」と、「リンク」(Link)という単語が合わさってできた造語のこと。

特に、サイトやブログの(トップページの)URLに続く、個別記事や固定ページを示す部分のことを指す。

 

言葉にするとかえって分かりにくいですね。

 

とりあえずイメージができていればOKです。テストに出るわけじゃないので。

 

 

2.後々パーマリンク設定を変更するデメリット

当記事の冒頭で、


「パーマリンク設定はWordPressで初めての記事を投稿する前にやっておくべき!」という点について、異論を唱える人はいないと断言します。

 

…なんてことを言い放った訳ですが、ここでちゃんと理由を明確にしておきます。

 

パーマリンク設定をサイト(またはブログ)の立ち上げ初期にやっておくべき理由、すなわち、後々パーマリンク設定を変更することで生じるデメリットは、主に以下の3つです。

 

 

2-1.SNSのシェアがリセットされる

例えばあなたのサイトに、投稿済みの記事が100記事あるとしましょう。

 

もしあなたが、この時点でパーマリンクの設定を変更すると、100記事すべてのURLが変わってしまいます。当たり前ですが、変更“前”のURLにアクセスしても、目的の記事が表示されることはありません。

 

そして、もし仮に、これら100記事の中にTwitter、Facebook、はてなブックマークなどのSNSでシェアされている記事がある場合、URLが変わってしまうことで、これらのシェアが一瞬にしてゼロになります。

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特に、大量のシェアを得ている記事がある場合は、クローラーがサイトへ訪れるための架け橋がなくなってしまうため、間接的にはSEOにも悪い影響をもたらします。

 


クローラーがどのようにSEOに影響しているのか?についてはこちらの記事をご覧ください。

検索上位表示の常連サイトが例外なくやっている3つの基本的なSEO対策

 

 

2-2.被リンクがリセットされる

「2-1.SNSのシェアがリセットされる」でご説明した通り、パーマリンクを変更すると、すでに投稿済みの記事のURLがすべて変わります。

 

もし、投稿済みの記事の中に、他サイトに引用されている記事があった場合は、当然ながらURLが変わってしまっているため、そこからのアクセスが絶たれます。

 

SEOにおいて、被リンクの重要性が低くなったとは言え、相当数のアクセス流入がある記事であればあるほど、大きな痛手となることは間違いありません。

 

 

2-3.301リダイレクト設定が大変

やむを得ずパーマリンクを変更する場合は、301(さんまるいち)リダイレクト設定をおこなうことで、変更“前”のURLへアクセスしたとしても、変更“後”のURLへリダイレクト(転送)されるため、多少はデメリットが軽減されます。

 

しかし、301リダイレクトは基本的にひとつひとつの記事ごとに設定をおこなう必要があるので、投稿済みの記事数が多ければ多いほど手間が掛かります。

 

 

3.理想的なパーマリンク

WordPressのデフォルト(初期設定)のパーマリンク設定のまま記事を投稿すると、その記事のURLは「http://○○○○.com/?p=123」という、数字と記号の組み合わせで構成されたURLになります。

 

当然ですが、このURLをパッと見ただけでは、どんなことが書いてある記事なのかは分かりません。

 

「これはこれで良し!」とする方は特にこれ以上読み進める必要はありませんが、相当な機会損失をしているということだけは知っておきましょう。

 

機会損失をしたくない方は、この先をじっくりと読んで、ぜひ最適なパーマリンク設定をおこなってください。

 

 

3-1.シンプルなURL構造

シンプルなURLは見た目もスッキリするため、ユーザーにとって良い影響をもたらします。

 

しかし、シンプルなURL構造にするメリットはそれだけではなく、実はGoogleが推奨していることでもあるんです。

 

こちら↓はGoogleが公表している、理想的なURL構造に関するガイドラインの抜粋です。


サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合はIDではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。

引用:シンプルなURL構造を維持する

 

・論理的かつ人間が理解できるURL

・IDではなく意味のある単語を使用したURL

 

ということが謳われています。少し理解しにくいですね。

 

では、これら2つの条件を満たしているURLと、条件を満たしていないURLの違いを見てみましょう。

 

http://○○○○.com/?p=123

http://○○○○.com/wordpress-install/

 

誰が見ても、後者のURLのほうが「人間が理解できて」、「IDではなく意味のある単語を使用したURL」であるということが分かりますね。

 

パーマリンク設定をする際は、ぜひこれらの要点を押さえた上で決めるようにしましょう。

 

 

3-2.ローマ字表記

ネットで色々なサイトを見ていると、時々こんな↓URLに遭遇したことはありませんか?

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URLの中に日本語が混じっているアレです。

 

「日本語のほうが分かりやすいし、こっちのほうが絶対いいじゃん!!」という意見もありそうですが、ちょっと待って。

 

実は、パーマリンクを日本語にすると、様々なデメリットが生じてしまうんです。

 

<日本語パーマリンクのデメリット>


①404エラーが起きる(WordPressのバージョンによる)

②はてなブックマークや他サイトでの引用で404エラーが起きる

③日本語部分をHTMLで表記するとエンコードされてめちゃ長くなる

 

①と②は見ての通り、エラーが起きてしまって記事が表示されないというデメリット。

また、③については、日本語を含むURLをHTML表記するとこんな感じ↓で、とんでもなく長い、そして、まったく意味不明なURLとなってしまうデメリットが生じます。

 

http://links-creations.com/site-building/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E8%A8%AD%E5%AE%9A

(このURLは、「http://links-creations.com/site-building/ワードプレスのパーマリンク設定」という日本語パーマリンクがエンコードされたもの)

 

以上のことから、パーマリンクを設定する時は必ずローマ字で設定するようにしましょう。

 

 

3-3.ユーザーにもクローラーにも優しいURL

さて、ここまでしっかりと読み進めてきたあなたなら、恐らく「ユーザーにもクローラーにも優しいURL」の定義がだいたい予想できるのではないかと思います。

 

ユーザーにもクローラーにも優しいURLとは、まとめると、これら↓の条件をすべて満たしたものであると定義できます。

 

<ユーザーにもクローラーにも優しいURL>


・シンプル

・パーマリンクを見ただけでおおよそのページ内容が分かる

・ローマ字表記である(日本語が含まれていない)

 

これら↑のパーマリンク設定によって表記されたURLは、サイトのユーザーだけでなく、Googleのクローラーにとっても分かりやすいURL構造であると言われています。

 

例えば先ほどの、エンコードされた日本語パーマリンク(http://○○○○.com/%E3%82%93%E3%81%E3…)は、クローラーにとっても分かりづらい構造であるため、上手くサイトの情報を認識できず、結果としてSEOに悪い影響をもたらします。

 

また、先ほどもご紹介したGoogleのガイドラインの中には、このような↓こともアナウンスされています。


URLでは区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.htmlというURLの方が、http://www.example.com/greendress.htmlというURLよりずっとわかりやすくなります。URLにはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。

引用:シンプルなURL構造を維持する

 

パーマリンク設定をする上ではこちらも非常に重要な要件ですので、ぜひ押さえておきましょう。

 

 

3-4.【結論】理想的なパーマリンク

WordPressのパーマリンク設定において、最も理想的なパーマリンク。

それがこちら↓


http://○○○○.com/カテゴリー名/記事タイトル

(例:http://links-creations.com/wordpress/permalink-setup)

 

ユーザビリティやSEOのことを考えると、これが最も理想的なパーマリンクです。

 

このパーマリンク構造であれば、「WordPress」というカテゴリーの中の、「パーマリンクの設定」に関する記事だということが、おおよそ理解できます。

 

よって、WordPressのパーマリンク設定は、「カテゴリー名」+「記事タイトル」で構成されるように設定しましょう。

 

※先述した通り、パーマリンク設定は一度設定すると、後々変更するデメリットが大きいです。カテゴリー名に関しても、サイトの全体的な設計図をしっかりと考えた上で決めるようにしてください。

 

 

4.最適なパーマリンク設定の方法

それでは最後に、最適なパーマリンク設定の方法をご説明します。

WordPressのダッシュボードから、「設定」→「パーマリンク設定」の順に進んでください。

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「カスタム構造」にチェックを入れ、入力フォームへ「/%category%/%postname%/」と入力します。

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入力したら、画面最下部の「変更を保存」をクリックしましょう。

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パーマリンク設定は以上で完了です。

 

 

5.新規投稿時の投稿名(パーマリンク)の入力方法

念のため、実際に記事を新規投稿する時の投稿名(パーマリンク)の入力方法をご説明しておきます。

 

まず、いま設定したパーマリンク「/%category%/%postname%/」の構造についてのおさらいを。

 

「%category%」の部分がカテゴリー名(スラッグ)で、「%postname%」の部分が記事タイトルでしたね。

 

初めて記事を投稿する時は、これから投稿しようとしている記事を、あらかじめ、どのカテゴリーに分けるかを決めておく必要があります。

 

ということで、記事を投稿する前に、まずはカテゴリー(スラッグ)を作成するところから始めましょう。

 

 

5-1.カテゴリー(スラッグ)の作成

WordPressのダッシュボードで「投稿」→「カテゴリー」の順に進み、カテゴリー設定の画面に移動してください。

このページでまず、「名前」と「スラッグ」を入力していきます。

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「名前」で入力したものはカテゴリーページを開いた時などに表示され、「スラッグ」に入力したものはパーマリンクで設定した「%category%」の部分に該当します。

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どちらもできるだけ分かりやすいものにしましょう。

名前とスラッグを入力したら、ページ最下部の「新規カテゴリーを追加」をクリックして下さい。

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こんな感じ↓で、カテゴリーページの中に新しいカテゴリーとスラッグが追加されます。

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5-2.投稿名(パーマリンク)の入力

次に、記事を投稿する時の投稿名(パーマリンク)の入力方法をご説明します。

 

WordPressのダッシュボードから、「投稿」→「新規追加」の順に進み、記事の新規投稿画面を開きましょう。

「ここにタイトルを入力」という部分に入力したものが記事タイトルになります。

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記事を新規投稿する時は、まず初めに「カテゴリー」を選択し、その次に「記事タイトル」を入力します。

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記事タイトルを入力してからカテゴリーを選択してもOKですが、この場合、パーマリンクのカテゴリー部分がなぜか「未分類」となります。

この問題は、記事を「公開」または「下書きとして保存」することで解消します。

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記事タイトルを入力すると、投稿名(パーマリンク)の入力ができるようになります。

「ここにタイトルを入力」の部分に入力した内容が、そのままパーマリンクに自動で反映されています。「編集」をクリックしてください。

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自動で反映されたものをすべて削除し、「3.理想的なパーマリンク」でご説明した内容に沿って、最適な投稿名(パーマリンク)を入力しましょう。入力ができたら「OK」をクリック。

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以上で投稿名(パーマリンク)の入力は完了です。

 

 

6.まとめ

冒頭でもお伝えしましたが、パーマリンクの設定はWordPressをインストールしたら、必ずすぐに設定するようにしましょう。

 

また、最適なパーマリンクについても、再度要点をおさらいし、新規投稿時には手間を惜しまずに適切な投稿名(パーマリンク)を入力するようにしてください。

 

とても細かいし、些細なことかも知れませんが、ネットビジネスで成果を出す人は、やはりこのような小さな積み重ねをコツコツと実践していける人です。

 

逆を言えば、このような部分を面倒臭がらずにやれば、その他大勢に差を付けるチャンスだということです。やりましょう。

 

 

“SEOに最適なWordPressのパーマリンク設定と初期にやるべき3つの理由”へ1件のコメント

  1. ryouji より:

    こんにちは。いつもありがとうございます。

    こんなに詳しく、わかりやすく書かれている記事は初めてです。参考になりました。

    ありがとうございます。

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